・撮って出しエンドロールはどんなもの?
披露宴の最後を締めくくるムービー演出です。撮って出しエンドロールという言い方以外にも当日エンドロール、ダイジェストムービー、ライブエンドロールなどと言われておりますが、当日に撮影した映像を、当日編集して、披露宴の最後に上映するムービー演出という点ですべて同じムービー演出です。
また映像内にはゲストの名前、ゲストへのメッセージを入れることもできるので感謝の気持ちを伝える演出としても人気です。
・撮って出しエンドロールの相場はいくら?
結婚式場での相場 15万円~25万円、高ければ30万円以上~
外注業者での相場 7万円~12万円前後、安ければ5万円~
なぜ結婚式場の方が高いか、それは結婚式場には提携している各業者がいて、そこへ発注をしているので様々なマージンが発生するからです。お花や司会、ペーパーアイテムも同じです。なので費用を抑えるためには様々なアイテムを持ち込みをしている新郎新婦様が多いです。結婚式場からすると持ち込みをされるとマージン=利益が減ってしまうので、持ち込みNGや持ち込み料金を取る結婚式場がほとんどです。
・撮って出しエンドロールを外注の持ち込み業者に依頼するときのポイント
・事前に対面で打合せできますか?
一番大事といっても過言ではないと思います。外注の写真カメラマンに依頼するときも同じですがホームページやSNSに載っている写真を撮影したカメラマンが当日来てくれると思ってたら別の人で、出来上がりが想像と違うという残念なこともあります。なので当日来るカメラマンの写真や映像を打合せで共有できる業者を選んだ方が失敗はないと思います。持ち込みカメラマンは一般的になったとはいえ、結婚式場のスタッフ以外の業者に依頼するという不安を、少しでも減らせるためにも事前に対面での打合せをすることで、事前にコミュニケーションもとれて安心するのではないでしょうか。
・どこまでの映像を撮影してくれる?
撮って出しエンドロールには挙式のみのプランや披露宴の乾杯まで、などと各プランによって異なってくると思いますが、一番多いのは披露宴の再入場までのプランが多いです。
また披露宴の最後の最後、花束贈呈まで入れるプランの場合は編集しているパソコンから直接スクリーンに上映できる環境がないと出来ないので要確認です。
・撮って出しエンドロール、当日のスタッフは何名ですか?
2名体制で行っているところが多いです。撮影するカメラマン1名、編集を担当するスタッフ1名の合計2名です。この場合は結婚式場によっては2名分の持ち込み料を取られる可能性があるので要注意、要確認です。撮影と編集を1名で行っている会社もあります。(当店は1名です)
・撮って出しエンドロールの持ち込みをするにあたっての結婚式場への確認事項
DVDのアスペクト比→16:9か4:3
事前にアスペクト比が分かっていないとせっかくの映像が上手に映らないこともあります。しっかり確認しておきましょう。
メイクシーン、リハーサル、挙式、披露宴の撮影可否、撮影制限の有無
メイクシーン…一般的にホテルは他のお客様と共有のメイク室が多いので撮れないことが多いです。ホテルでも新郎新婦様が別で各部屋をとっている場合や、ゲストハウスは撮影できることが多いです。
リハーサル…エンドロールにおいて、リハーサルが撮影できると出来栄えに大きく違いが生まれます。
なぜなら指輪交換の手元のアップなど、本番では撮影できない画を撮影できるからです。
挙式…祭壇には登らないでください、バージンロードには入らないでください、など結婚式場によってルールが異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
披露宴…披露宴で制限があることはほとんどございません。
・まとめ
今回は撮って出しエンドロールについてお話ししてきました。撮って出しエンドロールはオープニング映像やプロフィール映像と違って、自作が出来ませんし、事前に確認することも出来ません。良い撮って出しエンドロールを残すためにも、気になることがあれば事前に担当者さんに相談して、失敗しない、満足いく撮って出しエンドロールを残しましょう。